このことは、この問題に取り組んでいる外交官たちを驚かせ、手続き上の問題に関する懸念を引き起こした。
シリア北部カミシュリーにあるクルド人が運営する、イスラム国(ISIS)の元メンバーを収容する刑務所で、囚人たちがバレーボールをしている。写真:AP
ダマスカスの中央政府とは別に活動する、米国が支援するクルド人自治政府は、2017年から2019年の間にシリア国内のISが支配する最後の拠点から逃れたIS捕虜とみられる約1万人を収容している。
地元当局は長年にわたり、カナダ、フランス、英国などを含む諸外国に対し、自国民と、ISが自ら宣言した「カリフ制国家」から逃れて収容所に拘束されている数千人の外国人女性や子供たちを本国に送還するよう求めてきた。
クルド人主導の政権は土曜日、オンライン声明で、国際社会からの対応が遅れたことを受けて、被拘禁者を「公開され、自由で、透明性のある裁判」にかけることを決定したと述べた。
政府高官のバドラン・ジア・クルド氏は、昨年拡大された地元の反テロ法が過激派の訴追に活用されるだろうと述べた。
ジア・クルド氏は、人権団体や、クルド人主導の部隊がシリア北部の広範囲からISを追い出すのを支援してきた米国主導の連合軍が裁判に出席するよう招待されるだろうと述べた。
外国人戦闘員の問題は、シリアの12年間の戦争で最も複雑な安全保障問題の一つだ。シリアで活動する西側諸国の外交官は、政権の決定は驚きだったと語った。
この構想は過去にも議論されたが、シリア政府から独立して活動する地域裁判所の合法性に関する疑問から、大部分が棚上げされてきた。
マイ・アン氏(ロイター通信、AP通信による)
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