韓国の朴鎮外相は6月15日、来年7月にインドネシアで開催されるASEAN地域フォーラム(ARF)で中国の秦剛外相と会談したいとの希望を表明した。韓国の民主党(DP)代表は、同国とロシア、中国との関係が急速に悪化していることに懸念を表明した。
韓国外相は、7月にインドネシアで中国外相と会談することを楽しみにしている。(出典:エコノミック・タイムズ) |
朴鎮外相は、尹錫悦政権は相互尊重と相互利益に基づくソウルと北京の関係の明るい見通しを信じていると強調した。
パク・ジン氏は先週、邢海明駐韓中国大使の物議を醸す発言により韓中関係が徐々に熱を帯びる状況の中でこの情報を発表した。韓国政府はその後、邢海明氏を厳しく戒め、今後生じるいかなる悪い結果についても中国大使が全責任を負わなければならないと断言した。
同日、韓国の主要野党である共に民主党の李在明代表も、ロシアおよび中国との関係が急速に悪化していることに懸念を表明した。
李在明大統領は、初の南北首脳会談23周年を記念するイベントで、北京およびモスクワと良好な関係を維持できなければ韓国の経済および安全保障上の利益が損なわれるだろうと述べた。
韓国とロシアの関係も、これまでウクライナに非殺傷性兵器の支援のみを行っていた韓国の政策変更を尹錫悦大統領が提案したことで、多少の摩擦が生じた。
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