(ダン・トリ) - ロシアの技術者らは、戦闘訓練を通じて北朝鮮の火星11A戦術弾道ミサイルの精密攻撃能力の向上を支援した。
北朝鮮のKN-23短距離移動戦術弾道ミサイル(写真:陸軍認定)。
ウクライナ情報局長官キリロ・ブダノフ氏は、北朝鮮のKN-23ミサイルの精密攻撃能力に欠陥があったが、ロシアの技術者らがそれを発見し、ウクライナ紛争での使用のために配備された際にその欠陥が除去されたと述べた。
「当初、ミサイルの精度は500~1,500メートルの振幅で重大な欠陥があった」とブダノフ氏は2月17日、韓国の朝鮮日報とのインタビューで明らかにした。
「しかし、ロシアのミサイル専門家は技術的な調整を行い、この問題を解決した。ミサイルの精度は大幅に向上し、はるかに大きな脅威となっている」とブダノフ氏は付け加えた。
KN-23は米国が付けた名前であり、北朝鮮はこの兵器を火星-11Aと名付けている。
これは射程距離約690kmの固体燃料弾道ミサイルであり、ロシアのイスカンダルMとよく比較される。
火星11Aは北朝鮮の新型兵器の一つで、2018年の軍事パレードで公開された。このミサイルの射程距離は韓国領土の奥深くまで到達できる。
2024年7月、平壌は、4.5トンの弾頭を搭載できる、より高性能なミサイル「火星11Da-4.5」の試験に成功したと発表した。
ブダノフ氏は朝鮮日報とのインタビューで、ロシアと北朝鮮の協力は「最高レベルに達している」と述べ、北朝鮮がアジアで敵対視している国々に対する脅威が高まっていると警告した。
「北朝鮮はこの紛争を利用して戦闘経験を積み、軍事技術を近代化しようとしている。これはアジア太平洋地域の安全保障に長期的な影響を及ぼすだろう」とブダノフ氏は強調した。
一方、ウクライナ情報局副局長のヴァディム・スキビツキー氏も、北朝鮮軍が非常に急速に学習していると断言した。
「戦車のような通常兵器だけでなく、ドローンのような先進的なシステムによって、戦闘能力は大幅に向上した」とスキビツキー氏は語った。
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出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/nga-giup-trieu-tien-cai-tien-ten-lua-20250219183702571.htm
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