ロシアとウクライナは、2024年パリ五輪へのロシアとベラルーシの選手の参加に関する国際オリンピック委員会(IOC)の決定に不満を抱いている。
2024年パリオリンピックでは、ロシアとウクライナの代表選手の参加をめぐって激しい論争が続いている。 (出典:ニューヨークタイムズ) |
12月8日、ロシアのオレグ・マティツィンスポーツ大臣は、2024年パリ五輪に参加するロシア選手に対し、中立の立場で競技し、ウクライナ紛争を積極的に支援しないことを求めるIOCの「差別的な条件」を批判した。
「この状況は差別的であり、スポーツの原則に反する」と当局者は述べた。彼らはロシアのスポーツではなくオリンピックに害を与えている。このアプローチは受け入れられない」。
一方、ウクライナのドミトロ・クレーバ外相はソーシャルネットワークXへの投稿で、ロシアとベラルーシの選手が2024年パリ五輪に中立の立場で参加することを認めたIOCの決定を「恥ずべきこと」と評した。同氏は、この決定はオリンピックの原則を損なうものだとして、パートナーに批判を呼び掛けた。
同日、IOCは資格を有するロシアとベラルーシの選手が、国旗やシンボル、国歌なしで中立者として2024年パリ五輪に参加できると発表した。
ロシアが2022年2月にウクライナで「特別軍事作戦」を開始した後、両国の選手は当初国際大会への出場を禁止されていた。現在、ほとんどのスポーツにおいて、選手が中立者として復帰することが徐々に許可されつつある。
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