ロシアエネルギー省は4月9日、モスクワがカザフスタン政府に10万トン以上のガソリンをロシアに移送するよう要請しているという情報を否定した。
「ロイターの情報源からの情報は不正確であり、ユーラシア経済連合(EAEU)における自動車燃料のバランスがどのように取られているかについての理解が完全に欠如していることを示している」と同省はロシア国営通信社TASSに語った。
ロシアエネルギー省は、カザフスタン自体もロシアからガソリンを受け取っており、ロシア政府が燃料輸出禁止措置を課していた期間中も、モスクワは2024年にアスタナに最大28万5000トンのガソリンを供給することを保証していると指摘した。さらに、ロシアのガソリンは今もカザフスタンに輸送されている。
ロシアエネルギー省の広報部は、ガソリン輸出禁止にもかかわらず、ロシアは友好国への自動車燃料供給契約条件を完全に遵守していると強調した。
これに先立ち、ロイター通信は4月8日、業界関係者3人の話として、ロシアの石油精製施設に対するウクライナの無人機攻撃によりガソリン不足がさらに深刻化した場合に備えて、モスクワがアスタナにロシアに10万トンのガソリンを供給する準備をするよう要請したと報じた。
ロイター通信は、ドローン攻撃により3月末までにロシアの主要な石油精製能力の約14%が機能停止したと報じた。
ミン・ドゥック(TASS、ロイター通信による)
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