「各国は長年にわたり、今日の世界の人口動態を反映し、今日直面している課題により適切に対応できる、より包括的で代表性を備えた理事会を求めてきた」とリンダ・トーマス=グリーンフィールド米国国連大使は国連外交問題評議会で述べた。
リンダ・トーマス・グリーンフィールド米国国連大使は、2024年9月4日にニューヨーク(米国)で行われたハマスとイスラエルの紛争に関する国連安全保障理事会の会合に出席した。
トーマス・グリーンフィールド氏は、アフリカ諸国がどの国が安保理の常任理事国2カ国になるかを決めるだろうと述べた。
しかし、国連安全保障理事会に議席を持つということは、アフリカ諸国や小島嶼開発途上国が拒否権を持つことを意味するわけではない。トーマス・グリーンフィールド氏は、米国、英国、フランス、ロシア、中国を含む当初の常任理事国5カ国以外に拒否権を拡大することには米国は賛成しないと強調した。
「常任理事国は、我々も含めて、拒否権を放棄したがらなかった。拒否権を理事会全体に拡大すれば、理事会の実効性が低下すると考えた」とトーマス=グリーンフィールド氏は語った。
米国はまた、ラテンアメリカとカリブ海諸国の安全保障理事会常任代表の地位を支持しているが、どの国が常任代表を務めるかは明らかにしなかった。
これに先立ち、国連事務総長アントニオ・グテーレス氏は9月11日に安全保障理事会の改革を支持した。しかしトーマス・グリーンフィールド氏は「国連安保理改革をめぐる問題の多くはまだ議論の段階だ」と述べた。
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この動きは、米国が、イスラエルのガザ紛争に対する米国の支援に多くの国が不満を抱いているアフリカ諸国との関係修復と、中国の影響力拡大に対抗するため太平洋島嶼国との関係強化を目指している中で行われた。
さらにロイター通信によると、アフリカ諸国に常任理事国2カ国、小島嶼開発途上国に輪番理事国1カ国を獲得する取り組みは、インド、日本、ドイツが国連安全保障理事会の常任理事国になれるようワシントンが支援し、主張し続ける動きである。
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出典: https://thanhnien.vn/my-keu-goi-mo-them-hai-ghe-thanh-vien-thuong-truc-hdba-185240913080933103.htm
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