新華社は地元当局の発表を引用し、「月曜日以来の最新の集中豪雨により、水曜午前7時現在、中国南西部の都市重慶で15人が死亡、4人が行方不明となっている」と伝えた。
2023年7月4日、中国重慶市万州市で発生した洪水の後、救助隊が取り残された住民を避難させる。写真:新華社
重慶市では洪水により数千人が避難を余儀なくされ、大雨のため約8万5000人が避難した。中国当局は、中国は「7月に洪水、厳しい対流性気象、台風、高温など、数多くの自然災害」に直面するだろうと警告している。
一方、中国の習近平国家主席は「国民と財産の安全確保を最優先にするよう各レベルの政府に要請した」と中国国営メディアが報じた。
洪水により重慶市万州区では2億2780万元(3150万ドル)相当の経済損失が発生した。重慶の洪水は、中国でこれまでに起きた自然災害の中で最も死者数の多いものの一つだと言われている。
中国ではここ数週間、集中豪雨により壊滅的な洪水や死者を出す土砂崩れが発生し、また雹や異常な高温により国内の多くの地域で苦難が続いている。
科学者たちは、主に化石燃料の燃焼による地球温暖化によって、ここ数週間多くのアジア諸国を襲った鉄砲水や熱波などの異常気象の可能性が高まっていると警告している。
フイ・ホアン(新華社通信、AFP、AP通信による)
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