2023年7月、リトアニアのビリニュスで開かれたNATO首脳会議の前に、NATO事務総長のイエンス・ストルテンベルグ氏がハンガリーのビクトル・オルバーン首相と握手している(写真:ロイター)。
「ハンガリー政府はスウェーデンのNATO加盟を支持することを改めて表明する」とハンガリーのビクトル・オルバーン首相は1月24日、ソーシャルネットワークXで述べた。
オルバーン首相によれば、首相はNATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長に対し、ハンガリー議会に対しスウェーデンのNATO加盟に賛成票を投じ、できるだけ早く批准を完了するよう引き続き働きかけていくと伝えた。
ストルテンベルグ氏はまた、オルバーン首相との電話会談後、ハンガリー首相とその政府がスウェーデンのNATO加盟を支持することも確認した。
ストルテンベルグ氏は「議会が再開され次第、批准されることを期待している」と述べた。
トルコ議会は1月23日、スウェーデンのNATO加盟を承認した。トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、今やこの法案に署名して法律として発効できる。
トルキエの動きにより、米国主導の軍事同盟に参加するというスウェーデンの目標に対する最大の障害の一つが取り除かれる。現在、ハンガリーはスウェーデンの加盟を批准していない唯一のNATO加盟国である。
ロシアがウクライナで軍事作戦を開始したことを受け、スウェーデンとフィンランドはともに2022年5月にNATOへの加盟を申請している。フィンランドは2023年4月に同圏に加盟し、NATOとロシアの国境は2倍になった。一方、スウェーデンの加盟プロセスはさらなる障害に直面している。
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