ヒズボラはテルアビブ攻撃への報復としてイスラエル北部の司令部に対してミサイルとドローンによる攻撃を開始したと主張している。
レバノンのヒズボラは本日の声明で、「敵がアイン・バールとシェハビヤで複数の戦闘員を殺害したことへの報復として、我々はイスラエル北部の軍事偵察司令部に対し、誘導ミサイルと爆発物搭載ドローン(UAV)を使った協調攻撃を開始した」と述べた。
攻撃を受けた施設はレバノン国境に近いアラブ・アル・アラムシェ村にある。イスラエル軍は、ヒズボラが住宅地を攻撃し、少なくとも7人が負傷、うち2人が重傷を負ったと発表した。
ソーシャルメディアで共有されたビデオには、無人機が村に墜落して爆発する様子が映っている。攻撃前にサイレンは鳴っておらず、イスラエル国防軍(IDF)が原因を調査している。
ヒズボラの無人機が4月17日、イスラエル北部のアラブ人村アル・アラムシェの標的を攻撃した。動画:タイムズ・オブ・イスラエル
ヒズボラの今回の動きは、イスラエル国防軍が4月16日にレバノン南部アイン・バールでの空爆で「ヒズボラ沿岸軍司令官」イスマイル・ユセフ・バズを殺害したと発表したことを受けてのものだった。イスマイル氏はヒズボラの軍事部門のベテランメンバーとみなされており、旅団司令官に相当する地位にある。
イスラエル国防軍によれば、イスマイルはレバノン沿岸からイスラエルへのロケット弾と対戦車ミサイル攻撃の提案と計画に関与していたという。
その後、イスラエル国防軍は空爆を続け、ラドワン特殊部隊のロケット・ミサイル部隊の指揮官モハメド・シェホリー氏とマフムード・イブラヒム・ファデルアッラー氏の2人のヒズボラ構成員を殺害した。
ヒズボラの声明では、イスラエルの攻撃で殺害されたメンバーの身元は確認されていない。
2023年10月にガザ地区で紛争が勃発して以来、ヒズボラとイスラエル軍の国境を越えた戦闘がほぼ毎日発生している。ヒズボラはハマスとガザの人々を支援するために行動していると主張している。
イスラエルとレバノンの国境地域にあるアラブの村、アル・アラムシェ(赤い点)の位置。グラフィック: Google マップ
Huyen Le ( AFP通信、ロイター通信、タイムズ・オブ・イスラエル紙による)
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