ロンドン金属取引所(LME)の3か月物のアルミニウムは0.6%下落して1トン当たり2,642.50ドルとなり、銅は1.1%下落して9,344ドルとなった。
ドナルド・トランプ米大統領は月曜日、鉄鋼とアルミニウムの輸入関税を「例外や適用除外なし」で一律25%に大幅に引き上げ、多方面で貿易戦争を引き起こす恐れがあると発表した。
「これは米国経済にかなりダメージを与える可能性がある。なぜなら、アルミニウム、鉄鋼、半製品などすべての国に関税を課せば、下流の製造業に打撃を与えるだけだからだ」とアマルガメイテッド・メタルズ・トレーディングの調査部長ダン・スミス氏は語った。
スミス氏が半製品のアルミニウムについて言及したのは、米国の措置により、外国製の金属を使用する下流製品にも関税が適用されるからである。
米国の一次アルミニウム価格は、LMEベンチマークに中西部プレミアムを加えたもので、月曜日に10%上昇した後、3%上昇して1ポンド当たり35セントとなり、2022年5月以来の高値となった。ドナルド・トランプ米大統領が選出されて以来、物価は60%上昇した。
「関税は米国の生産者にとって価格上昇につながると予想している。これはLME価格の持続的な上昇というよりは、中西部プレミアムの上昇という形になる可能性が高い」とANZリサーチは述べた。
銅も関税の影響を受けるとの懸念から、米コメックス銅先物とロンドン金属取引所の銅先物に対するプレミアムは月曜日に過去最高に急騰した。
プレミアムは月曜日の1トン当たり930ドルから800ドルに下落したが、それでも1週間前の水準の2倍である。
その他の金属のうち、LME亜鉛は1.2%下落して2,813ドル、ニッケルは1.6%下落して15,280ドル、鉛は1.2%下落して1,975.50ドル、スズは0.8%下落して30,900ドルとなった。
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出典: https://kinhtedothi.vn/gia-kim-loai-dong-ngay-12-2-tiep-tuc-tang.html
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