ロンドン金属取引所(LME)の銅の指標価格は0.8%下落し、1トン当たり9,533ドルとなった。
先週、ドナルド・トランプ米大統領がカナダとメキシコに対する自動車メーカーへの25%関税を1カ月間免除したことを受けて、銅価格は4カ月ぶりの高値9,739ドルに達した。
しかし、この安堵感は長くは続かず、同時に関税と貿易戦争の圧力にさらされた。
「市場は米国の経済成長の鈍化に十分な注意を払っていないとみており、供給不足への懸念を相殺する可能性があるため、3月は慎重になるだろう」とマレックスの顧問エドワード・メイア氏は述べた。「これは関税の影響の一つで、実質的に企業活動を凍結させる」
中国は毎年世界の銅供給量の約半分を消費している。上海先物取引所が監視する在庫を見ると、銅の需要は弱まっていることが分かる。埋蔵量は約27万トンとなり、今年初めから220%以上増加した。
上海の連結倉庫では、銅の在庫が1月初め以来200%近く増加し、4万5000トンとなっている。
しかし、トレーダーらは、洋山プレミアムは中国からの需要が強まっていることを示していると述べた。中国の銅輸入需要を示すこの指標は1トン当たり50ドルで、3月初旬以来40%以上上昇している。
一方、米国の銅輸入関税に備えて銅がCOMEXに移されたため、LME登録倉庫の在庫は減少した。
キャンセルされた注文(配送指定の金属)は総在庫の40%以上を占めており、今後数日間でさらに多くの銅がLME倉庫から出荷されることを示唆している。
工業用金属も米ドル安からいくらか支援を受けた。アルミニウムは0.2%下落して1トン当たり2,699ドル、亜鉛は1%下落して2,858ドル、鉛は1.1%上昇して2,041ドル、錫は0.2%上昇して32,595ドル、ニッケルは0.3%上昇して16,560ドルとなった。
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出典: https://kinhtedothi.vn/gia-kim-loai-dong-ngay-11-3-giam-tren-san-giao-dich.html
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