フォックスコンはインドでの事業規模を倍増させる計画だ。 (出典:ロイター) |
フォックスコンのインド代表であるV・リー氏は9月17日のLinkedInへの投稿で、フォックスコンはこの南アジアの国での事業規模を2倍に拡大する計画だと語った。
リー氏は、この計画によりフォックスコンは世界で最も人口の多い国における雇用数、外国直接投資(FDI)、事業規模を倍増させると述べた。
鴻海精密工業の工場としても知られるフォックスコンの投資計画には、カルナタカ州の州都バンガロールの空港近くの300エーカーの土地が含まれている。この工場ではiPhoneの組み立てが行われ、約10万人の雇用が創出されると予想されている。
フォックスコンのインドへの進出は、中国が世界最大の家電メーカーとしての地位を失う危険にさらされていることを示している。
アップルや他の米国ブランドは、インドやベトナムなど中国を拠点とするサプライヤーに代わる選択肢を探している。パンデミックとロシア・ウクライナ間の緊張の中で、世界的なサプライチェーンの見直しが浮上し、世界の電子機器の製造方法を変える可能性がある。
8月初め、フォックスコンの劉若英会長は、同社がインドにさらに「数十億ドル」を投資し、来年カルナタカ州、テランガーナ州、タミルナドゥ州で家電製品の主要部品や電気自動車部品の一部の生産を開始する計画であることを明らかにした。
劉氏はまた、フォックスコンが2005年にインドに進出して以来、同社の収益、従業員数、投資規模が飛躍的に増加したと指摘した。現在、同社は主に情報通信技術の組立事業を行っている。
フォックスコンの会長は「今後、フォックスコンはインドでの競争力を高めるために、主要部門で積極的に取り組みを展開していく」と強調した。
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