マグニチュード4.7の地震が、ニューヨーク市と周辺州の建物を揺さぶった。この地域では強い地震活動はめったに起こらない。
米地質調査所(USGS)によると、地震は4月5日午前10時20分(ハノイ時間午後9時20分)に発生し、震源地はニュージャージー州ホワイトハウス駅の北、深さ約5キロに位置している。
4月5日の朝、米国ニュージャージー州で発生した地震の震源地。画像: USGS
地震はニューヨーク市とニュージャージー州のほか、ペンシルベニア州北部とコネチカット州西部でも感じられた。多くの建物が揺れ、この地域では目立った地質学的活動がほとんど記録されないため、地元住民を驚かせた。
この地震による死傷者や被害の報告はない。
米連邦航空局(FAA)は、ニューヨーク市発のフライトが少なくとも30~45分遅れる可能性があると発表した。民間航空追跡データによれば、ニューヨーク市行きの一部の便が迂回されたことも示されている。
ニューヨーク州知事のキャシー・ホークル氏とニュージャージー州知事のフィル・マーフィー氏は緊急対応を展開していると述べた。ホワイトハウスは、ジョー・バイデン米大統領がこの事件について報告を受けたと述べた。
「約30秒間、すべてが激しく揺れた。まるで太鼓の上に座っているようだった」とニューヨーク市ブロンクス区在住のチャリタ・ウォルコットさん(38)は語った。
4月5日朝、ニューヨーク証券取引所のスクリーンに映し出された地震情報。写真:ロイター
国連安全保障理事会は地震のため、ガザ地区情勢に関する会合を中断せざるを得なかった。
この事件はニューヨーク市民の一部に、2011年にバージニア州で発生したマグニチュード5.8の地震を思い出させた。この地震では市内の多くの建物に避難命令が出された。地震の揺れは10州以上で感じられ、被害額は推定3億ドルに上る。
ヴー・アン(ロイター通信、AFP通信)
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