ベネズエラの有権者が大統領選挙に投票へ

7月28日、ベネズエラの有権者は2025年から2031年の任期の大統領を選出するために投票所へ行った。今回のベネズエラ大統領選挙には全部で10人の候補者がいる。

しかし、評価によれば、これは与党ベネズエラ統一社会党（PSUV）を代表する現大統領ニコラス・マドゥロと、リベラル派、キリスト教社会主義者、社会主義者、保守派が結集する連合である民主統一円卓会議（MUD）を代表する外交官エドムンド・ゴンザレス・ウルティアの間の対立に過ぎないだろう。

ベネズエラでは、米国による経済制裁が医薬品や食糧の不足、生活の質の低下、移民の急増など、国民の生活に深刻かつ広範囲な影響を及ぼし続ける中、大統領選挙が行われている。

マドゥロ大統領は最近、ベネズエラ全土を巡り、病院の病棟や高速道路の開通式典に出席したり、遠隔地の農村地域を訪問したりした。マドゥロ大統領の演説は経済安全保障に焦点を当てており、起業家精神の話や安定した為替レート、低いインフレ率への言及などが散りばめられている。

ベネズエラの経済は新型コロナウイルスのパンデミック後に回復し始めており、国際通貨基金（IMF）は、2012年から2020年にかけて71％縮小した後、2024年にはラテンアメリカで最も速いペースで4％成長すると予測している。マドゥロ氏は、海外に住むベネズエラ人を母国に呼び戻すのに十分な雇用を創出する政府を約束している。

ベネズエラ計測統計データセンターによる最新の世論調査では、回答者の56.8%がニコラス・マドゥロ氏に投票すると答えた。一方、回答者の76％はマドゥロ氏が大統領に再選されると信じており、13％は野党が勝利すると考えている。

再選されれば、マドゥロ氏はベネズエラの大統領として3期連続で務めることになり、在任年数は合計18年となる。

フイ・クオック

出典: https://www.sggp.org.vn/cu-tri-venezuela-di-bau-tong-thong-post751457.html