11月9日、バングラデシュの衣料品労働者がガジプールで警察と衝突した(写真:AFP)。
「警察はトゥスカ衣料品工場襲撃に関連して身元不明の1万1000人を逮捕した」と警察のモシャラフ・ホサイン警部は11月11日AFPに語った。
今週初め、政府が任命した委員会は衣料品産業の賃金を56.25%引き上げて1万2500タカ(113ドル)としたが、労働者らはこの提案を拒否し、最低賃金2万3000タカ(209ドル)を要求した。
衣料品労働者は最低賃金を月額200ドル以上に引き上げるよう要求している(写真:AFP)。
警察はAFPに対し、製造業者らがさらなるストライキを恐れたため、首都ダッカ北部の主要工業都市アシュリアとガジプールで150の工場が閉鎖されたと語った。
11月9日、群衆が当局と工場にレンガや石を投げつけた後、警察はアシュリアの労働者約1万人に向けてゴム弾と催涙ガスを発射した。
警察署長のモハマド・サロワール・アラム氏は、国内最大の工業地帯であるガジプールでも少なくとも20の工場が閉鎖されたと述べた。
過去2週間にわたる最低賃金抗議運動は、ここ10年以上で最悪のものとなっている。
一方、バングラデシュのシェイク・ハシナ首相は、暴力的な抗議活動により労働者が職を失う可能性があるとして、労働者のさらなる賃金引き上げを否定した。
バングラデシュの3,500の衣料品工場は、同国の年間輸出額550億ドルの約85%を占め、リーバイス、ザラ、H&Mなど世界のトップブランドの多くに製品を供給している。
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