CNBCによると、ベトナムは今年投資する上でアジア太平洋地域の中で業績見通しが良好な株式市場トップ3に入っている。
CNBCがアナリストを対象に調査した結果、ベトナムは日本やインドと並んで名前が挙がった。これら2つの市場と同様に、ベトナムも多国籍企業が投資を多様化しているため、「中国+1」戦略の恩恵を受けています。
ビナキャピタル・グループの投資ディレクター、アンディ・ホー氏は、今がベトナム株に投資する適切な時期だと語った。 「今後6~12カ月間、ベトナムは株価が安く、PERがわずか11~12倍で、地域平均より20~25%低いため、良い市場になるだろう」と同氏はCNBCに語った。
ベトナムの1日平均取引量は、1年前の5億ドルから現在では1日あたり約10億ドルに増加している。アンディ・ホー氏によると、投資機会は消費財、ヘルスケア、不動産株にあるという。
2022年2月、1区元大証券取引所で取引開始。写真:クイン・トラン
流動性が向上したことで、投資家は金利が下がったときに銀行に預金する代わりに、魅力的な投資手段として株式を選択している。
ベトナムは2025年までに株式市場のアップグレードを目指している。メイバンク証券ベトナムのタイラー・グエン副社長は、ベトナムのフロンティア市場はまだ非常に若いが、「2025年までに良いニュースが見られるだろう」と評価した。
マクロ経済状況に関しては、ベトナムの経済は今年6~6.5%成長すると予測されています。外国投資庁(計画投資省)のデータによると、この市場への楽観的な見通しにより、昨年の外国直接投資は366億ドルを超え、2022年と比較して32%増加した。
HSBCのASEANエコノミスト、ユン・リュー氏によると、昨年ベトナムへの新規FDI流入の約半分を中国が占め、この東南アジア諸国が製造業の拠点として台頭する魅力を反映しているという。
ベトナム欧州商工会議所(EuroCham)が1月8日に発表した企業信頼感指数(BCI)は、ベトナムを世界投資における「新星」と呼んだ。調査対象となった欧州企業の62%がベトナムを世界トップ10の投資先に挙げ、17%がトップの座につけた。
ユーロチャムのガボール・フルイト会長は、同地域での競争の激化に直面し、ベトナムは外国直接投資を誘致し維持するために政策と戦略を改善する必要があると述べた。
通信
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