フィリピン国防長官ジルベルト・テオドロ
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ロイター通信は2月5日、フィリピンのジルベルト・テオドロ国防相が、ロドリゴ・ドゥテルテ前大統領の分離独立の脅しを受けて他の治安当局者とともに声を上げ、同国は主権を「厳格に執行する」と宣言したと報じた。
ドゥテルテ大統領は1月30日、憲法改正をめぐる意見の相違からフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領との連立政権が先週崩壊したことを受けて、南部の故郷ミンダナオ島の独立を訴えた。
「国防省の使命は憲法に定められた国家の主権と領土保全を確保することだ。我々は対外的にも対内的にもこの使命を厳格に遂行する」とテオドロ氏は声明で述べた。
テオドロ国防相の声明は、エドゥアルド・アノ国家安全保障顧問の声明と似ていた。アノ氏は、政府はフィリピンを分断しようとするいかなる試みも鎮圧し阻止するために、躊躇することなく権力と武力を行使するだろうと述べた。
ドゥテルテ氏は資源の豊富なミンダナオ島出身で、フィリピン初の大統領(任期2016年6月30日~2022年6月30日)となった。政府が反乱分子や過激派に対処する中、島は数十年にわたり暴力と紛争に悩まされてきた。騒乱により投資が打撃を受け、多くの村が貧困に陥った。
フィリピン軍(AFP)のロメオ・ブローナー最高司令官は2月4日、ミンダナオ島の兵舎を訪問した際、兵士らに対し「我々は常に命令に従い、憲法と正当に設立された制度に忠実であると誓った」と改めて述べた。
「強く団結したフィリピン軍があれば、強く団結したフィリピンが実現することを今後も示し続けよう」と彼は強調した。
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