サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国軍南部戦区は、海軍と空軍が1月17日と18日に南シナ海を巡回したと発表した。
演習中の中国軍艦
写真: chinamil.com.cn のスクリーンショット
「哨戒活動は東海地域の平和と安定の維持を目的としている」と南部戦区司令部は声明で確認したが、詳細は明らかにしなかった。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、これは2025年に中国軍が東海で実施する初の哨戒活動だという。
一方、フィリピン軍は本日、1月17日と18日に米国と「海上協力活動」を組織したと発表した。ロイター通信によると、これは2025年に入って米国とフィリピンの間で行われる初の合同演習であり、両国が2023年にこの合同演習を開始して以来、東海での5回目の演習となる。
新たな合同演習には、カール・ビンソン空母打撃群、ミサイル駆逐艦2隻、ヘリコプター2機、F/A-18ホーネット戦闘機2機が参加する。
フィリピンはフリゲート艦「アントニオ・ルナ」、巡視船「アンドレス・ボニファシオ」、FA-50戦闘機2機、その他装備を派遣した。
フィリピン軍によると、この合同演習は「二国間の海上協力と相互運用性の強化」を目的としている。
米国とフィリピンの新たな合同軍事演習は、1月14日にフィリピン当局が「怪物」級の中国海警局の船が南シナ海の係争地スカボロー礁周辺を数日間巡回していたと発表したことを受けて実施された。
一方、AP通信によると、中国外務省の郭家坤報道官は、海上警備隊の巡視は合法かつ正当であると主張した。
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