インドネシア・バリ島当局は、文化を保護するため観光客から15万ルピアの税金を徴収し始めると発表した。
バリ島を訪れる観光客に対する観光税は2月14日から施行され、オンライン決済ポータル「Love Bali」を通じて支払う必要がある。バリ島への一回の訪問に対する観光客一人当たりの税金は15万ルピア(10ドル)で、海外またはインドネシアの他の地域から来る人にのみ適用される。
「この税金はバリ島の文化と環境を守ることを目的としている」とバリ島のサン・マデ・マヘンドラ・ジャヤ知事代行は2月12日の観光税発表の際に述べた。
バリ島は毎年訪れる何百万人もの外国人観光客からの収入に依存している。インドネシア政府の統計によると、バリ島が新型コロナウイルス感染症のパンデミックから回復した後、2023年1月から11月の間に約480万人の観光客が島を訪れた。
2022年2月、インドネシア・バリ島の空港で日本人観光客が健康申告を行っている。写真: AFP
インドネシアの人気観光地も、ヒンズー教徒が多数を占めるこの島の文化を軽視する一連の事件を受けて、行儀の悪い観光客を取り締まっている。バリ島では近年、外国人観光客が聖地でヌード写真を撮ったり、路上でフラッシュを使ったりする事件が多発している。
昨年、バリ島政府は、島を訪問したい観光客に対して、許可されていることと許可されていないことについての情報ハンドブックを発行しなければならなかった。
バリ島を訪れる観光客に求められることとしては、寺院や宗教的シンボルの神聖さと尊厳を尊重すること、特にこの国の聖地を訪れる際には慎み深く礼儀正しい服装をすることなどが挙げられます。
観光客は宗教的な場所やシンボルに対して攻撃的な行動をとることは許可されていません。これには、神聖な場所に登ったり、写真を撮るときにわいせつな服を着たりすることが含まれます。観光客は、ゴミを捨てたり、川や湖、公共の場所を汚染したり、バリ島の神聖な木に登ったりすることも禁止されており、そのほかにも多くの厳しい要件がある。
タン・タム( AFP、バリ・サン紙による)
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