エジプト外務省報道官アハメド・アブ・ザイド氏は1月21日、エジプトのサメハ・シュクリ外相が同国代表団を率いて、ベルギーのブリュッセルで開催される予定の欧州連合(EU)・エジプト連合理事会第10回会合に出席すると述べた。
エジプトのサメハ・シュクリ外相は、エジプトと欧州のパートナーシップを強化する方法についてEU当局者らと協議するとみられる。 (出典:州情報サービス) |
アブ・ザイド氏によれば、シュクリ外相とEUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表が会議の共同議長を務め、EU加盟国の外相も参加するという。
アブ・ザイド氏は、2004年にエジプトとEUの連合協定が発効してから20年を迎えるEU・エジプト連合理事会の第10回会合は特に重要であると評価した。会合では、エジプト・欧州パートナーシップ協定の実施状況や、2021~2027年までのエジプト・EUパートナーシップ優先事項の枠組みの利点についても検討される。
エジプト外務大臣はブリュッセル訪問中に、EU外務大臣らと二国間関係を強化する方策について協議し、エジプトとEU間のプロジェクトや共同プログラムの進捗状況を検討する予定である。
両者は、この地域の現在の危機、特にガザ地区紛争、スーダン、ソマリア、リビアの状況、そして紅海の安全保障に関する懸念について意見を交換する予定。
シュクリ氏は、近隣政策、経済問題、エネルギー、移民、気候、人道問題、危機管理について、EUの外相や委員らと一連の会合を開く予定だ。
エジプト外相はボレル氏、ヨルダン、サウジアラビアの外相との会談にも出席し、ガザ地区の最新情勢やパレスチナ問題の将来について協議する予定。
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