グループBの最終戦では、両チームが引き分けとなり、オーストラリアとウズベキスタンが2023年アジアカップのベスト16に進出した。
2023年アジアカップのグループステージにおけるオーストラリアとウズベキスタンの試合。(出典:ゲッティイメージズ) |
オーストラリアは2023年アジアカップのベスト16への出場権を獲得しているが、グループ首位の座を守るために最終戦でウズベキスタンから勝ち点1を獲得しようと決意している。
グラハム・アーノルド監督率いるチームは積極的に試合に臨み、前半に57%のボール支配率を記録したが、ウズベキスタンの守備陣が堅固な守備を見せたため、敵陣3分の1でフィニッシュするのが難しかった。
しかし、転機は41分、ミッドフィールダーのオディリョン・ハムロベコフがペナルティエリア内でボールをハンドしたときに訪れた。当初、審判は笛を吹かなかったが、VAR技術が介入し、オーストラリアにペナルティを与えた。
11メートル地点でマーティン・ボイルがゴールキーパーのユスポフを難なくかわしてゴールを決め、前半45分+1秒でオーストラリアがリードを奪った。
後半、ウズベキスタンは同点ゴールを狙ってフォーメーションを押し上げ、オーストラリアのフィールドにかなりのプレッシャーをかけようとした。
ウズベキスタンの努力は、78分にトゥルグンボエフの正確なハイヘディングシュートで同点に追いつくことで報われた。
残り時間は両チームとも慎重にプレーし、90分以上を戦った末に1-1の引き分けに終わった。この結果により、オーストラリアは7ポイントでグループ1位となり、ウズベキスタンは5ポイントで2位となり、グループBに残る2つの切符を獲得した。
グループBの残り試合では、シリアチームがインドに1-0という僅差で劇的な勝利を収め、各グループで最高の成績を収めた3位4チームの1つとしてベスト16への切符を獲得した。
(ダン・トリ氏による)
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