ハラルド国王は今週マレーシアを訪問中に感染症にかかり、入院した後、医療用航空機でノルウェーに帰国した。
ノルウェーのハラルド国王(87歳)は先にマレーシアのランカウイ島を訪問していたが、感染症にかかり入院していた。ベルナマ通信によると、彼はマレーシア王族専用の病棟であるランカウイ島のスルタナ・マリハ病院で治療を受けたという。
ノルウェー王室は3月2日、ハラルド国王が「心拍数が低い」ため、マレーシアの医師により臨時ペースメーカーを埋め込まれたと発表した。ノルウェー政府はまた、マレーシア空軍にハラルド国王の早期帰国計画の支援を要請した。
ハラルド国王の主治医がマレーシアに派遣され、国王の健康状態が改善したことを確認したが、国王の感染症の詳細については明らかにしなかった。同氏は、ペースメーカーのおかげでハラルド国王はスカンジナビア航空(SAS)が運航する専用の医療用航空機で安全に帰国できると確認した。
ハラルド国王は帰国後すぐにノルウェーの病院に入院し、治療を続ける予定だ。
ヨナス・ガール・ストア首相は、ノルウェー政府と国民はハラルド国王の健康状態を非常に心配していると述べた。 「我々は国王をできるだけ早く、最良の健康状態で帰国させるよう全力を尽くしている」と彼はNRKに語った。
ハラルド国王は1991年に王位に就き、2022年にエリザベス2世女王が96歳で死去した後、ヨーロッパ最高齢の君主となる。
ハラルド王の健康はここ数年衰えており、松葉杖を使うことが多かった。ハラルド国王はここ数カ月、1月下旬に呼吸器感染症を患うなど、何度か病気にかかっている。 2023年12月に感染症のため入院した。
しかし、ハラルド国王は、親戚であるデンマークのマルグレーテ2世王妃とは異なり、退位するつもりはないと一貫して主張している。 「私は王位に就いたときの誓いを守らなければならない。これは生涯の仕事だ」と1月23日に語った。
タン・ダン( BBC、スイスインフォ、AP通信による)
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