ヴォー・ヴァン・トゥオン大統領はイタリア上院議長イグナツィオ・ラルーサ氏と会談した。 (写真:トン・ニャット) |
ヴォー・ヴァン・トゥオン大統領はイタリア国賓訪問中の7月26日午後、ローマでイタリア上院議長イグナツィオ・ラルーサ氏と会談した。
大統領は、両国が外交関係樹立50周年と戦略的パートナーシップ10周年を祝う機会に今回の訪問が行われた重要性を強調し、ベトナムは両国の立法機関間の緊密な協力を含め、イタリアとの戦略的パートナーシップを常に重視していると断言した。
イタリア上院議長は、ヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席とベトナム高官代表団の公式訪問を温かく歓迎し、これは過去7年間で両国間の国家元首レベルの代表団の交流としては初めてのことであり、二国間協力における重要な節目となると強調した。
イタリア上院議長は、国家の独立と統一に向けた過去の闘争に敬意を表し、ベトナムの現在の力強い経済発展の成果と、近年の両国間の多面的な協力の力強い発展に感銘を受け、両国国民の友情と連帯を強調し、ベトナムはイタリアにとってASEANにおける最も重要なパートナーであることを確認した。イタリア議会とASEAN列国議会同盟理事会の関係促進の架け橋としてのベトナムの役割を支持する。
両者は、地域と世界の平和、協力、発展に貢献するため、列国議会同盟(IPU)などの議会間フォーラムで緊密に連携し、相互に支援していくことで合意した。
イタリア上院議長は両国国民の友情と連帯を強調し、ベトナムはイタリアにとってASEANにおける最も重要なパートナーであることを確認した。 (写真:ベト・ドゥン) |
ベトナムとイタリアの戦略的パートナーシップに関して、大統領は、双方が国家、政府、国会のチャンネルを通じてあらゆるレベルで代表団の交流を増やすことを提案した。両国は、地域や世界の問題に共同で対応するため、国連やASEAN-EU枠組みなどの多国間フォーラムにおいて引き続き緊密に連携し、相互に支援し合っている。両首脳はまた、教育・訓練、観光、人的交流の分野でも協力を促進したいと考えている。
イタリアのベトナム人コミュニティに関して、イグナツィオ・ラルーサ上院議長は、ベトナム人コミュニティがイタリアの社会経済生活にうまく溶け込み、両国民の友好関係の架け橋であり続けるために好ましい条件を整えるというヴォー・ヴァン・トゥオン大統領の提案に同意した。イタリア上院議長は両国間の経済関係を支持しており、現在100社以上のイタリア企業がベトナムで効果的に事業を展開していると述べた。
この機会に、ヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席は、国会議長のヴオン・ディン・フエ氏からのベトナム訪問の招待をイグナツィオ・ラルーサ上院議長に丁重に伝えた。イタリア上院議長は招待を受諾したことに名誉と喜びを表明した。
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