ウクライナ国防省は、戦場でロシア軍を撃退するためには米国製のF-16戦闘機が48機必要だと考えている。
「合計48機のF-16飛行隊4個は、まさに我が国の領土から敵を追い出すために必要なものだ」とウクライナ国防省は5月26日にツイッターに投稿した。
2016年にポーランドに配備されたアメリカのF-16戦闘機。写真:アメリカ空軍
この声明は、ロイド・オースティン米国防長官が、ウクライナのパイロットにF16戦闘機を操縦する訓練を行う計画の策定でデンマークとオランダが「主導権を握ることを決定した」と述べ、他の数カ国も支援を約束した翌日に出された。
マーク・ミリー米統合参謀本部議長は、各国はウクライナにF-16戦闘機10機を移送することができ、その費用は約20億ドルになると述べた。 「これらの戦闘機の購入には10億ドルかかり、飛行を継続するにはさらに10億ドルかかるだろう」と彼は語った。
米議会がウクライナにF-16戦闘機を配備するための資金を提供するかどうかとの質問に対し、オースティン国防長官は「これは国際的な取り組みだ」と答えた。一方、ミリー将軍と他の米軍指導者らは、近代的な戦闘機がウクライナにとって紛争の状況を変える鍵ではないと断言した。 「F-16やその他の兵器に奇跡の兵器など存在しない」と彼は語った。
F-16多用途戦闘機は1970年代にジェネラル・ダイナミクス社によって開発され、米国とその多くの同盟国によって使用されている。 F-16は機種によって価格が異なり、1機あたり約3,000万~3,500万ドルだが、注文数、経済状況、政治状況、その他の要因に応じて顧客の支払額は増減する可能性がある。
ホワイトハウス当局者は5月20日、ジョー・バイデン大統領がパイロットの訓練とウクライナへのF-16戦闘機の移送において同盟国およびパートナー国を支援することを約束したと述べた。この取り組みに参加する国々の連合は「戦闘機の納入時期、数、供給元を決定する」。
同盟国は米国製の武器や軍事装備を第三国に再輸出するためにワシントンの承認を必要とするため、この決定は特に重要だと考えられている。
ヴ・アン(ウクラインスカ・プラウダ紙による)
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