キエフ軍にとって最新の挫折はラストチキネ村で発生し、同村の防衛線を維持するために近隣の村に撤退しなければならなかったと、ウクライナ軍集団の一つの報道官ドミトロ・リホビイ氏が国営テレビで語った。
ロシア軍がウクライナ東部のアヴディーイウカを制圧した後に破壊された建物。ロシアが支配するドネツク地域。写真:AP
ラストチキネは、ドネツク市郊外のアヴディーイウカ西部に位置し、4か月に及ぶ戦闘の末、2月18日にロシア軍が占領した地域である。ウクライナ軍はモスクワの軍事力に圧倒され、ウクライナは軍を撤退させ、防衛線を他の場所に配置することを選択した。
ロシア国防省は、同軍がラストチキネを「解放した」と発表した。
ロシア国営通信社RIAノーボスチは、現地司令官アンドレイ・モルドビチェフ氏の発言を引用し、ロシア軍がウクライナ軍を10キロ(6マイル)後退させ、攻撃を続けていると報じた。
大きな損失ではないものの、村の放棄はウクライナが現在直面している戦場の課題を物語っている。戦争の新たな局面はウクライナにとって暗い展開をもたらした。
ウクライナは、兵士や装備の大きな損失にもかかわらず、モスクワ軍は優れた火力で町や都市を攻撃しながら前進していると述べている。
西側諸国のアナリストらは、ロシア軍が北東部で4本の平行軸に沿って激しく攻勢をかけており、ウクライナが実効支配するドネツク州の西部へのさらなる進出と、同州北部のハリコフ州への侵入を狙っていると指摘している。
ウクライナのルスタン・ウメロフ国防相は日曜、西側諸国がウクライナに約束した軍事援助の半分が予定通りに到着していないと不満を述べた。これにより適切な軍事計画の実行が困難になり、最終的には兵士の命が失われることになると彼は述べた。
西側諸国の首脳らはウクライナを支持すると誓っており、ブルガリアのニコライ・デンコフ首相は支持を表明するため月曜日にキエフを訪問した。
マイ・アン(AP通信による)
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