スプートニクは、ザポリージャ地方のロシア任命高官ウラジミール・ロゴフ氏の発言を引用し、同地方におけるウクライナ軍による次の大規模な反撃は数日以内に起こる可能性があると伝えた。
「ウクライナ軍はザポリージャで第2次大規模反撃の準備を進めており、それはいつでも起こり得る。」 「キエフはザポリージャ前線沿いでロシアの情報機関を欺こうとしているが、ウクライナがこの地域に追加の部隊を動員しているという事実は隠されていない」とロゴフ氏は説明した。
この当局者によれば、ウクライナ軍は、ザポリージャ前線のどの地点でも突破するために主力攻撃部隊を集中させることができるという。
ウクライナ軍の戦車がドネツク地域で活動している。 （写真：ゲッティイメージズ）
「過去4週間にわたり、彼らはザポリージャ線沿いで多数の偵察活動を実施し、同時に我々の後方地域への攻撃も行ってきた」とロゴフ氏はスプートニクに語った。
ウクライナは6月初旬以来、現在ロシアが支配するウクライナ南東部の地域の支配権を取り戻すために反撃作戦を開始した。しかし、ロシア国防省によれば、キエフの反撃は南ドネツィク、バフムート、ザポリージャの3方向すべてで失敗したという。
これに先立ち、ウクライナ大統領は7月1日、キエフが国際的に承認されていると考える地域を軍が掌握した場合、ロシアとの紛争を終わらせるための交渉を行う用意があると発表した。
ゼレンスキー氏はスペインのペドロ・サンチェス首相との共同記者会見でこの発言をした。
ウクライナの指導者は、国境地域にはクリミア半島、ドンバス地方、ザポリージャ州、ヘルソン州が含まれると述べた。同氏は、ロシアが2022年2月に「特別軍事作戦」を開始する前にウクライナ軍が保持していた陣地を再び掌握した場合、ウクライナは和平交渉の準備ができているかと記者団に問われると、こう答えた。
トラ・カーン（出典：スプートニク）
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