乗組員を率いるのは、宇宙での4回目のミッションを終えたばかりの船長の景海鵬氏、技師の朱揚珠氏、そして宇宙を飛行した最初の中国民間宇宙飛行士である北京航空航天大学の教授、桂海超氏である。
神舟16号有人宇宙船は、長征2号Fロケットに搭載され、2023年5月30日に中国の酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。写真:新華社
神舟16号宇宙船と3人の宇宙飛行士は、本日現地時間午前9時31分に中国北西部ゴビ砂漠の酒泉衛星発射センターから長征2号Fロケットで打ち上げられた。
神舟16号の宇宙飛行士は、11月下旬に天宮宇宙ステーションに到着した神舟15号の乗組員3名と交代することになる。
中国有人宇宙局(CMSA)の林希強報道官は月曜日、このミッションでは「新たな量子現象、高精度時空周波数システムを研究し、一般相対性理論と生命の起源を検証するための大規模な軌道上実験を行う」と述べた。
飛行中の中国人宇宙飛行士、ジン・ハイペンさん(右)、朱揚珠さん(中央)、グイ・ハイチャオさん。写真:新華社通信
中国の3つのモジュールからなる天宮宇宙ステーションは、2021年4月以来合計11回の有人ミッションを経て、昨年末に完成した。それは、ステーションの主要居住区となる最初の最大のモジュールの打ち上げから始まった。
米国がNASAの中国との協力を禁止した2011年以降、中国は国際宇宙ステーション(ISS)から排除されており、これにより北京は独自の軌道上基地の開発に拍車をかけている。中国の次の神舟17号ミッションは今年10月に打ち上げられる予定だ。
ホアンハイ(新華社通信、AFP、CNAによる)
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