ワグネル・プリゴジン氏は、ウクライナのさらなる大規模な反撃を阻止するというロシア国防省の声明は「空想的で不条理」だと述べた。
「これほど多くの兵士を倒すには、1日150キロ前進する必要がある。したがって、これは単なるSF、空想、ナンセンスだと私は思う」とロシアの民間警備会社ワグナーの代表エフゲニー・プリゴジン氏は6月6日、テレグラムに投稿した。
プリゴジン氏の発言は、ロシア国防省が以前に発表した声明に言及したもので、ロシア軍がドネツク南部戦線でウクライナ軍の大規模な反撃を阻止し、兵士1,500人以上、西側から供給されたレオパルド戦車やAMX-10RC戦車を含む戦車28両、装甲車両109台を破壊したとしている。
「国防省が発表した数字が正しければ、我々はすでに地球全体を5回破壊していることになる」とプリゴジン氏は皮肉を込めて語った。
ロシア国防省はワグナー氏の発言についてまだコメントしていない。
5月20日に公開されたビデオでは、ワーグナーグループのメンバーが、名前を明かさない廃墟となった建物の上にロシア国旗とワーグナー国旗を掲げている。写真:ロイター
プリゴジン氏は6月5日、ウクライナ軍がバフムート市北部のベルヒフカ村の一部を奪還したと述べた。 「軍は静かに逃げている。恥ずべきことだ!」とプリゴジン氏は述べ、士気を高めるためにセルゲイ・ショイグ国防相とロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長に前線に出向くよう促した。
プリゴジン氏はウクライナ戦争をめぐってロシア国防省を繰り返し批判し、セルゲイ・ショイグ国防相とロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長が戦場でワグナーに十分な弾薬と支援を提供せず、部隊に不必要な大きな損失を与えたと非難した。
ウクライナはロシア国防省からの情報にまだ反応していない。
ウクライナ当局はこれまで、ロシアが発表した大規模な反撃に関する情報を否定し、それについての質問を避けていた。ウクライナ国防省は軍事関連情報を秘密にするよう国民に呼びかけ、「反撃作戦の開始日は発表されない」と述べた。
フイエン・レ(ロイター通信による)
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