ロシアのチェチェン共和国の指導者ラムザン・カディロフ氏(写真:AFP)。
カディロフ氏は11月6日、ロシアの民間軍事会社ワグナーの元メンバーの大規模なグループがチェチェンの特殊部隊アフマトと訓練を開始したと発表した。
ワグナー氏はロシアとウクライナの間で最も激しかった戦闘のいくつかで重要な役割を果たしたが、迅速な蜂起を率いた2か月後の8月にリーダーのエフゲニー・プリゴジン氏が飛行機事故で死亡したことで、同党の将来は疑問視された。
カディロフ氏によれば、アフマトとワグナー両組織のメンバーは集中的な訓練を受けているという。
「今日、有名な部隊(アフマト)に優れた戦闘経験を持ち、勇敢で有能な隊員であることを証明した人々が加わったことを嬉しく思います。今後の戦いで彼らがその評判にふさわしい活躍をしてくれると確信しています」と彼は語った。
彼は訓練の様子を撮影したビデオを投稿したが、その中には制服にワグナーのバッジを付け、顔を覆っている人たちも含まれていた。カディロフ外相は、訓練には射撃、野戦医療、狙撃兵、機関銃手、特殊部隊員、砲兵の訓練が含まれると述べた。
訓練に参加した元ワグナー隊員の数や、訓練終了後にチェチェン軍に加わって残る人がいるかどうかは不明だ。
これに先立ち、10月29日、チェチェンの指導者カディロフは、新しい大隊のために170人のワグナー兵士を募集したと発表していた。 「ワグナー軍の決断を歓迎する。彼らの軍事経験は、与えられた任務をうまく遂行するのに役立つだろう」とカディロフ氏は語った。
ワグナーが実際にロシア親衛隊に入隊した場合、モスクワの要求に従い、同隊の兵士はロシア国防省と直接契約を結ばなければならない。
カディロフ氏はウクライナにおけるロシアの軍事作戦の最も強力な支持者の一人だ。 2022年9月、カディロフ氏は、チェチェン共和国がウクライナにおけるロシアの軍事作戦を支援するために、数千人の兵士が参加するOMONアフマト1特別任務部隊を設立したと発表した。
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