朝鮮中央通信(KCNA)によると、平壌は新型ロケット「千里馬1号」に搭載された偵察衛星「万里京1号」を打ち上げたが、打ち上げの第3段階でエラーが発生したと発表した。

朝鮮中央通信は、北朝鮮の国家航空宇宙局が緊急起爆システムの故障の原因を調査する予定だと伝えた。平壌は来年10月に再び衛星を軌道に乗せることを目指す。

北朝鮮のミサイル発射。写真:ロイター

8月24日の打ち上げは、西海衛星発射場で行われ、5月下旬に北朝鮮が初めて偵察衛星を打ち上げて失敗に終わってから約3カ月後に行われた。

これに先立ち、韓国軍合同参謀本部は同日、24日午前3時50分(現地時間)に北朝鮮の東倉里一帯から宇宙ロケットとみられる飛翔体の発射を感知したと明らかにした。飛行物体は済州島の南西149キロにある離於島の西側の公海上を飛行した。

北朝鮮の衛星打ち上げは、8月22日に始まった韓国軍と米軍による乙支自由の盾演習の一環として行われた。北朝鮮は繰り返しこの演習を軍事的挑発だと批判している。

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