日本、中国、韓国の外相は3月22日、世界的な地政学的不安定化の中、地域の安全保障と経済問題で共通の立場を見出すため東京で会談した。
岩屋毅外相は3月22日午前、東京で中国、韓国の外相と会談し、共通の課題に取り組むとともに、昨年の会談に続き近い将来に3か国首脳会談を開催するための準備を進めたとNHKが報じた。
左から、中国の王毅外相、日本の岩屋毅外相、韓国の趙泰烈外相(3月22日、東京)。
ロイター通信によると、岩屋外務大臣は会議の開会の辞で「国際情勢がますます深刻化する中、我々はまさに歴史的な転換点にいるのではないかと考えている。だからこそ、対話と協力を通じて分断と対立を乗り越えることが一層重要になる」と述べた。
一方、韓国の趙太烈(チョ・テヨル)外相は、朝鮮半島の平和と安全は東アジアと世界の平和と繁栄にとって不可欠な条件であると強調した。また、本日、朝鮮民主主義人民共和国の核問題について両当事者が率直に議論することを期待している。
一方、中国の王毅外相は、北京は自由貿易に関する対話を望んでいると述べた。王氏は「3カ国は歴史を真摯に受け止め、未来を見据えるという共通認識を再確認し、東アジアの協力を強化すべきだ」と述べた。
3カ国の外相が会談するのは2023年以来。外交官らは人的交流や経済協力を推進するほか、気候変動や人口減少・高齢化などについても協議するとみられる。
岩屋氏は趙氏、王氏と二国間経済協議を行う予定。日本と中国の外相が経済対話を行うのは6年ぶりとなる。岩屋外務大臣は、東京が2023年に福島原子力発電所の排水を海洋放出することを決定したことを受けて、中国による日本産水産物の輸入禁止について議論するとみられる。
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出典: https://thanhnien.vn/ngoai-truong-nhat-trung-han-gap-nhau-truoc-buoc-ngoat-lich-su-185250322094659443.htm
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