北朝鮮は韓国との合意に従い、破壊された検問所を復旧するため非武装地帯に軍隊と装備を再配置した。
韓国国防当局は本日、同国軍が非武装地帯(DMZ)沿いの多くの場所に北朝鮮兵士が次々と現れているのを確認したと発表した。
「復旧したのはごく少数の監視所だけだが、国境偵察活動に不可欠なインフラであるため、北朝鮮がネットワーク全体を再建すると予想している。新たな挑発行為に備えるため、監視活動を実施している」と韓国当局者は述べた。
本日公開されたこの写真は国境検問所にいる北朝鮮兵士たち。写真:聯合ニュース
韓国大統領府はその後、同国が万全の態勢を維持し、国境地帯における北朝鮮のいかなる動きも監視すると発表した。
平壌はこの情報についてコメントしていない。
南北軍事合意は、南北和解を望んでいた北朝鮮の金正恩委員長と当時の韓国の文在寅大統領による3回目の首脳会談で、2018年9月19日に調印された。
砲撃と海軍の演習を一時停止する陸上と海上に緩衝地帯を設置することで合意。双方ともDMZ内の11か所の監視所のうち10か所を破壊し、歴史的またはその他の重要性のある場所は1か所のみ残した。協定締結後、双方の間で特筆すべき事件は発生しなかった。
北朝鮮の国防省は先週、この合意を破棄すると発表し、国境に新たな兵器とより強力な部隊を送ると警告した。同庁は「緊張と軍事紛争のリスクを軽減するために講じてきたすべての措置を停止する」と述べた。
この発表は、ソウルが北朝鮮の偵察衛星打ち上げを受けて合意を部分的に停止し、南北国境沿いの監視を強化すると宣言した後に行われた。北朝鮮国防省はこの動きを批判し、「取り返しのつかない紛争が勃発した場合、韓国が全責任を負う」と述べた。
北朝鮮と韓国の間の陸上の軍事境界線。グラフィック:ロイター
ヴー・アン(聯合ニュースによると)
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)