9月7日にはアルジェリア国民約2,400万人が投票に行く予定だが、専門家らは現職のアブデルマジド・テブン大統領が2期目を目指す上で現実的なリスクはないと指摘している。
しかし、彼の主な課題は、得票率58%でアルジェリア大統領に選出されたものの、棄権率が60%を超えるという記録的な数字となった2019年の選挙よりも高い投票率を達成することだ。
「大統領は多くの参加者を集めることに非常に熱心だ」とジュネーブに拠点を置くCERMAMリサーチセンターのアルジェリアアナリスト、ハスニ・アビディ氏は語った。 「それが彼の主な問題です。」
テブン氏(78歳)は最有力候補で、人口約4500万人、アフリカ最大の天然ガス輸出国であるこの国の指導者争いで穏健派イスラム教徒のアブデラリ・ハサニ氏と社会主義者のユセフ・アウチチェ氏を楽々と破ると予想されている。
アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領。写真:カタール通信社
テブン氏は政党から距離を置き、無所属候補として出馬したが、アルジェリアのフランスからの独立闘争を主導したFLNを含む主要政党の支持を得た。
57歳の土木技師であるハサニ氏は、アルジェリアの主要イスラム主義政党である社会平和運動(MSP)の指導者である。
41歳の元ジャーナリストで国会議員のアウシシュ氏は、ベルベル人が多数を占めるカビリエ地方を主な拠点とするアルジェリア最古の野党政党、社会勢力戦線(FFS)の党首である。 FFSは1999年以来アルジェリアの選挙をボイコットしている。
公式の投票日は9月7日だが、海外の投票所は9月2日に開設され、80万人以上のアルジェリア人が海外で投票する準備をしている。アルジェリアの遠隔地で投票を集めることを目的とした移動投票所が9月4日に稼働を開始した。
選挙運動は真夏の暑い時期に行われたため、投票者数は減少した。
全ての候補者は、人口の半分以上を占める若者の投票に訴え、購買力を向上させ、ガスなどの炭化水素資源への経済の依存を減らすという社会的、経済的問題に関する公約を掲げている。
化石燃料の輸出は、この北アフリカの国の外貨収入の約95%を占めている。しかしテブン大統領は、同国の過去の過ちを正し、今やアフリカ第3位の経済大国となったアルジェリアを軌道に戻すことに成功したと述べた。
アルジェリア現大統領は、このような成果は「新型コロナウイルスや汚職との戦い」にもかかわらず達成されたと述べた。
外交政策については、パレスチナ問題とアルジェリアとモロッコ間の係争地域である西サハラ問題に関して候補者間で合意があるようだ。
ミン・ドゥック(デジタルジャーナルによると)
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出典: https://www.nguoiduatin.vn/election-in-algeria-general-president-tebboune-has-many-potential-to-have-204240905182806494.htm
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