インドのドゥルーパディ・ムルム大統領は6月7日夜、国民民主同盟(NDA)のナレンドラ・モディ党首を首相に任命し、6月9日夜に宣誓する新政権を樹立するよう要請した。

インドのナレンドラ・モディ首相(中央)がニューデリーで記者団に対し発言した。写真:AFP/VNA
ムルム大統領は首都ニューデリーの大統領官邸でモディ首相に任命状を手渡した。
モディ首相は大統領と会談した後、大統領官邸で報道陣に対し、NDA政権は国民から国に奉仕する3度目のチャンスを与えられたと語った。 「過去2期にわたり、国は急速な成長を遂げ、あらゆる分野で変化を目撃した。2億5000万人が貧困から脱却したことは、国民全員にとって誇らしい瞬間だ」と彼は強調した。
モディ首相は、国の将来について楽観的な見方を示し、今後5年間は国際舞台においてインドにとって極めて好ましい時期となるだろうと自信を持って予測した。彼は、今後数年間にインドが国際舞台で拡大する影響力とプラスの影響を強調した。さらに、彼は次のように断言した。「この第18回インド議会は、2047年にインドが独立100周年を迎える際に『先進的なインド』という夢を実現するための重要な節目となる」。
これに先立ち、BJPが率いるNDA連合の指導者らはムルム大統領と会談し、下院でNDAの党首に選出されたモディ氏に支持の手紙を手渡した。
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