スイスとウクライナは初の平和サミットの準備について話し合っているが、ロシアは一貫して会議を否定している。
ロシアは、スイスで開催される予定のウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の和平案を議論する会議には参加しないと繰り返し表明している。 (出典: Alamy Stock Photo) |
4月8日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の公式ウェブサイトには、ベルンとキエフは80〜100カ国が会議に参加すると予想しているという通知が掲載された。
同指導者は、この首脳会談がキエフのパートナーを集めて紛争終結に向けた次のステップのロードマップを作成する上で大きな意義を持つと確信している。
しかし、発表では出席する国のリストについては触れられておらず、ウクライナがゲストリストについてスイスと協議中であるとだけ述べられている。
同日、ブルームバーグは会議が6月16日と17日にルツェルンで開催される可能性があると報じた。
スイス外務省当局者によれば、同国は中国、インド、ブラジル、南アフリカ、サウジアラビアといった南半球の国々と緊密に連絡を取り合っており、ロシアをこのプロセスに引き込む上で重要な役割を果たすと考えられている。
しかし、ロシアは和平会議の重要性を軽視し続けている。
4月9日、タス通信はロシア外務省の第二独立国家共同体(CIS)担当官アレクセイ・ポリシュチュク氏の発言を引用し、キエフと西側諸国がスイスでの平和会議の準備を依然として頑固に続けていることをモスクワは遺憾に思うと述べた。
同氏は、ロシアはこうした会合には参加せず、「『ゼレンスキー方式』については議論しない」と繰り返し表明してきたと改めて強調した。
さらに、ポリシュチュク氏によれば、モスクワは現在の現実とロシアの正当な利益に基づいて、ウクライナに関して真剣な提案を議論する用意があるという。
さらに、ロシアの外交官は、ウクライナ危機に対する中国の姿勢を評価し、モスクワは紛争解決に向けた北京の取り組みがゼレンスキー大統領の「和平方式」よりも現実的であると考えていると述べた。
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