Todayによると、ディープフェイク動画(人工知能を使って画像、音声、動画を偽造する技術)が最近話題になっているが、その中にはシンガポールのリー・シェンロン首相が中国のCGTNのインタビューに応じ、デジタル通貨プログラムを宣伝する映像も含まれている。
偽動画に映るリー・シェンロン首相の姿
CNA スクリーンショット
このビデオは、李氏が政府の支援を受け、アメリカの億万長者イーロン・マスク氏が率いる新たな投資プラットフォームについて話しているように視聴者に信じ込ませるために改変された。
リー首相は12月29日のフェイスブックへの投稿で、詐欺師らが人工知能(AI)を使って音声や画像を模倣しており、ローレンス・ウォン副首相も標的にされていると警告した。
リー・シェンロン首相によると、詐欺師らは「公式行事の実際の映像を偽の画像に変えたが、それは非常に説得力があるように見えるが、実際には私たちが決して言わなかったことを言っている完全に偽のビデオだ」という。
「投資収益の保証や贈り物を約束する詐欺的な動画を見たり受け取ったりした場合は、反応しないでください」とリー首相は書いた。
同首相はまた、シンガポール国民に対し、詐欺やフェイクニュースを政府の公式詐欺対策アプリに報告するよう勧告した。
「最高司令官がウクライナ大統領の打倒を要求」は偽のビデオであることが判明
リー氏はこれまでもAIの危険性について多くの記事を発表しており、AIがますます高度化するにつれ、人間が見たり聞いたりしたものから真実と虚偽を区別することがますます困難になっていることを認めていた。
リー・シェンロン首相は7月の投稿で、詐欺師たちが自身のメディアでの知名度の高さを利用して仮想通貨詐欺や偽の広告を仕掛けることが多いと述べた。
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)