RTは、ロシアの海上救助部隊が8月5日にクリミア半島沖の石油タンカーの救助に派遣されたと報じた。この船はウクライナの無人機による攻撃の疑いで損傷を受けた。
一方、ノヴォロシースク海上救助調整センター(MRCC)の広報担当者はTASSに次のように語った。 「乗組員は安全で、負傷者はいない。」エンジンルームは損傷したが、深刻な被害ではなかった。」
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船の救援にタグボート2隻が派遣され、船を曳航するかどうかを検討している。
複数のテレグラムチャンネルによると、この船はロシア船籍のシグタンカーだが、その情報は確認されていない。
クリミア当局のオレグ・クリュチコフ氏は、地元住民は「大きな音」を聞いたが、その地域で爆発があったことは確認できなかったと述べ、標的は石油タンカーだったのではないかとの憶測を呼んでいる。
これに先立ち、シグ社から無線メッセージが送信され、機関室が浸水しているが船は安定しており岸まで曳航する必要があると援助を要請していた。被害の原因については明らかにしなかった。
8月4日には、ウクライナの海上ドローンがノヴォロシースクにあるロシア黒海艦隊基地を攻撃したとも言われている。ロシア国防省は、キエフがボスポラス海峡に向かう民間船を沈めようとしたが、攻撃は阻止されたと非難した。
一方、クリミア橋はこれまでに2度攻撃を受けている。 2022年10月、爆発物を積んだトラックが橋の上で爆発し、3人が死亡し、数か月にわたる被害が発生した。先月、ドローンが橋の下で爆発し、2人が死亡、1人が負傷した。
今週初め、ウクライナ国家安全保障国防会議の議長アレクセイ・ダニロフ氏は、両事件にウクライナ保安庁(SBU)が関与していたと述べた。
フオン・アン(出典:RT)
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