8月30日、ガボン軍の一団がテレビに出演し、権力の掌握と現政権の終焉を宣言した。
ガボンの首都リーブルヴィルの軍用装甲車両。 (出典:AFP) |
具体的には、8月30日の早朝にガボン24テレビ(ガボン)に出演した上記の兵士グループは、中央アフリカの国の治安・防衛軍全体を代表していると宣言した。これらの人々は、前回の選挙結果を無効にし、すべての国境を閉鎖し、すべての国家機関と組織を解散すると宣言した。
「ガボン国民の名において、現政権を終わらせることで平和を守ることを決めた」とある将校は語った。
一方、ロイター通信の記者は首都リーブルビルで銃声を聞いたと述べた。同国政府からのコメントは今のところない。
注目すべきは、この動きが、ガボン選挙管理委員会(CGE)がアリ・ボンゴ・オンディンバ大統領が64.27%の得票率で3期目の当選を果たしたと発表した直後に起こったことだ。彼の主なライバルである政治家アルバート・オンド・オッサは30.77%で2位となった。
結果は数日遅れて発表され、野党から不正行為の告発が起きたが、政府はその疑惑を否定した。
8月26日の大統領選挙、議会選挙、地方選挙後、ここでは緊張が高まっていた。政府は「暴力と誤報を避けるため」夜間外出禁止令と無期限のインターネット遮断を命じた。
ガボンのフランス24 、 TV5 、 RFIなどのフランス語放送局も、当局から「虚偽のニュースを報道している」と非難され、放送停止を余儀なくされた。
2009年、アリ・ボンゴ大統領(64歳)は、41年間権力を握っていた父のオマール・ボンゴ・オンディンバ氏から権力を引き継いだ。 2016年、この政治家は7年の任期で再選された。
4月に同国の議会は憲法を改正し、大統領の任期を5年に短縮した。
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