5月29日、2015年以来初めてブラジルを訪問したベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、地域首脳会談を前に関係を「温める」ため、ホスト国のルイス・イナシオ・ルラ・デ・シルバ大統領と会談した。
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領(左)は5月29日、ブラジリアで行われた共同記者会見でブラジルのルラ・ダ・シルバ大統領と抱擁を交わした。 (出典:AFP) |
2019年、ジャイル・ボルソナロ氏は2019~2022年の任期でブラジル大統領に就任した後、ベネズエラの指導者の入国を禁止し、二国間関係は悪化した。
ルラ・ダ・シルバ大統領は今年初めに就任すると、この禁止措置を解除し、ブラジリアとカラカスの関係を徐々に軌道に戻した。
マドゥロ大統領は5月29日のルラ・ダ・シルバ大統領との会談で、南米の2国間の関係はあらゆる分野で強化され続け、新たな時代が開かれるだろうと断言した。
ベネズエラの指導者によれば、ホスト国の指導者との会談は友好的な雰囲気の中で行われ、両国が協力して平和で繁栄した南米地域を築いていくことを強調した。
同氏は、両国は貿易、経済、農業、人的交流などの分野での協力を推進するための共同メカニズムを構築し、ベネズエラ、ブラジル、南米諸国の政府間の率直で長期的な対話を促進する必要があると述べた。
ベネズエラ政府首脳は、相互に利益のある経済協力計画を推進することを目指し、カラカスはブラジルの投資家や企業と「良好な関係」を再開する用意があると明言した。
さらにマドゥロ氏は、ベネズエラは現在中国、ブラジル、ロシア、インド、南アフリカを含む世界有数の新興経済国(BRICS)の一員になりたいとも述べた。
以前、ブラジル大統領は隣国ベネズエラによるBRICS加盟提案を個人的に支持すると発表していた。
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