イラク軍は6月24日、北部キルクーク州にある自称イスラム国(IS)の拠点に空爆を実施し、そこに潜伏していた戦闘員全員を壊滅させたと発表した。
イラク軍の戦闘機が6月24日にキルクーク県のISの隠れ家に対して空爆を実施した。 (出典:ファールス通信) |
イラク統合作戦司令部傘下の治安組織兼報道機関であるセキュリティ・メディア・セルが諜報情報に基づいて発表した声明によると、イラク軍の戦闘機がキルクークの同名の州都から南に約60キロ離れたアル・ラシャドの町近くの村の隠れ家を空爆した。
声明では、空爆後、イラク軍が爆発ベルトを装着した者を含むISメンバーの遺体や武器、その他の装備品を発見したとしているが、殺害された戦闘員の数については言及していない。
2017年にISが敗北して以来、イラクの治安状況は改善している。しかし、それ以降、ISの残党は都市部、砂漠、険しい地域に広がり、治安部隊や民間人に対して定期的にゲリラ攻撃を行っている。
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