米沿岸警備隊は、行方不明のタイタン潜水艦の捜索海域で残骸を発見した。酸素が枯渇した可能性がある。
「自走式無人潜水艇(ROV)がタイタニック号の残骸付近の捜索区域の海底に残骸の塊を発見した。捜索指揮センターの専門家らがこの残骸からの情報を評価している」と米沿岸警備隊は6月22日正午(ハノイ時間6月22日夕方)に発表した。
タイタン潜水艇は、カナダのニューファンドランド島から約600キロ離れた大西洋の海底、水深約4,000メートルのタイタニック号の残骸を視察する5人を乗せて6月18日に行方不明になった。米沿岸警備隊は、タイタン号が行方不明になってから96時間、5人が乗船できるほどの酸素が残っていたと推定している。
この推定によれば、タイタン潜水艇に乗っていた5人の酸素がなくなったのは、6月22日午前7時10分頃(ハノイ時間午後6時10分頃)だった。専門家によると、乗客がパニックになって激しく呼吸すれば酸素は早くなくなる可能性があるが、密閉された空間で酸素を節約する方法を知っていれば酸素はより長持ちするだろうという。
カナダの哨戒機が6月21日に行方不明の潜水艦タイタンの捜索に加わった。写真:カナダ軍
行方不明の潜水艇に乗っていた5人のうちの1人、ストックトン・ラッシュ氏とともにオーシャンゲートを共同設立したギレルモ・ゾーンライン氏は、乗船者には救助されるまで持ちこたえるだけの十分な経験があると自信を示した。今日は「捜索救助活動にとって極めて重要な日」だと同氏は語った。
「私は友人と残りの乗組員たちに希望を持ち続けている」とゾンラインさんは語った。 「無事に帰還できることを願い続けてほしい」
捜索範囲は、面積1万3000平方キロメートルを超える米国のコネチカット州の2倍の面積にまで拡大された。フランスの調査船アタランテに搭載された深海潜水ロボット「ビクター6000」が、タイタニック号の沈没船の捜索に加わるため、同船の残骸に接近した。このロボットは水深6,000メートルまで潜ることができます。
カナダのP-8ポセイドン監視機は以前、行方不明のタイタン潜水艇の位置付近で30分ごとに大きな音を記録していた。 4時間後、彼らはさらにソノブイを投下したが、まだ音が聞こえた。
騒音の発生源はまだ明らかになっていないが、フランスの専門家ポール・アンリ・ナルジョレ氏は、もし本当に潜水艇から聞こえてきたものであれば「人間の騒音」である可能性があると述べた。
タイタン潜水艦が消えた経緯。画像をクリックすると詳細が表示されます
フイエン・レ(ロイター、CNNによる)
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