初期調査の結果、この人物はオリンピックの一環としてサッカーの試合が開催されるジョフロワ・ギシャール・スタジアムを緊急に攻撃する計画を立てていたことが判明した。
フランスのジェラルド・ダルマナン内務大臣は5月31日、同国の治安部隊が2024年パリ五輪開催中にサンテティエンヌのジョフロワ・ギシャール・サッカースタジアムへの攻撃を計画した疑いで18歳のチェチェン人男性を逮捕したと発表した。

ジョフロワ・ギシャール・スタジアム。
ダルマナン大臣は、「初期調査の結果、この容疑者はオリンピックの枠組み内でサッカーの試合が開催されるジョフロワ・ギシャール・スタジアム(サンテティエンヌ)を緊急に攻撃する計画を立てていたことが判明した」と述べた。
また、容疑者はイスラム教の思想に影響されており、「観客と治安部隊を攻撃し、殉教者として死ぬ」ことを望んでいたとも述べた。
フランス内務省は声明で、7月26日から8月11日まで開催される2024年夏季オリンピックに関連して計画された攻撃を同国当局が阻止したのは今回が初めてだと述べた。
フランスは現在、安全保障上の警戒レベルを最高レベルに維持している。最も懸念されているのは、セーヌ川沿いの6キロの区間で行われる予定の開会式だ。
予定通り実施されれば、夏季オリンピックが慣例通りスタジアムの閉鎖空間内で開会されないのは初めてとなる。
しかし、首都パリのこれほど広い地域の治安を管理するのは大きな課題だと考えられている。
伝統的なオリンピック聖火リレーがフランスで進行中で、ドローン対策の専門家やテロ対策警察を含む100人の警官による「セキュリティバブル」に囲まれながら1万2000キロの旅を続けている。
フランス内務省の統計によると、今週だけで聖火リレーを妨害しようとしたとして計78人が逮捕された。
当局はまた、過去3週間で30機の不審なドローンを阻止した。
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