コロンビア政府は、停滞している交渉の再開を図るため、ベネズエラのカラカスで民族解放軍(ELN)の和平代表団と会談する予定。
コロンビアの和平代表団は、2か月前に中断された会談の再開を目指し、ベネズエラのカラカスでELNの兵士と会談する予定。 (出典:コロンビア政府平和ミッション/colombiaone) |
11月2日、民族解放軍(ELN)の代表がカラカスに到着し、5月下旬から停滞している和平交渉の再開を目指してコロンビア政府と会談した。
ELNの声明によると、同組織は今週末に予定されているコロンビア政府代表者との会合に出席し、コロンビアの状況を「検討・分析」するとともに、「現在の対話における危機的要素を検討し、解決策を模索し始める」ことで、「紛争の政治的解決の構築」に向けた進展を図るという。
ELN軍は、コロンビア社会の多くの層の要請により会合開催に合意したことを強調し、2023年3月に調印されたメキシコ協定に述べられているように、武力紛争を克服するために必要な変革を伴って紛争の原因が解決された場合にのみ、当事者間の解決が達成できると断言した。
11月1日、グスタボ・ペトロ大統領の政府はベネズエラへの旅行を発表した。 5月初め、コロンビア政府とELNは議題の6項目のうち最初の項目である、平和構築への国民参加に関する協定に署名したと発表した。
しかし、8月3日に終了した停戦が、ELNがアラウカ州の軍基地を攻撃し兵士3名が死亡、30名が負傷したことを受けて延長されず、交渉は危機に直面した。停戦はもはや発効していないため、コロンビア軍とELN構成員間の攻撃は継続しており、和平交渉は困難な状況となっている。
コロンビア政府とELNは、この南米の国で60年以上続いている武力紛争の終結に向けて交渉を行っている。
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出典: https://baoquocte.vn/noi-lai-hoa-dam-giua-chinh-phu-colombia-va-luc-luong-eln-292433.html
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