農林水産大臣は、記録的な猛暑、需要の急増、米の流通問題により、価格高騰が大きな打撃を与えていると述べた。
日本の米価格は、サプライチェーンの問題により、ここ数ヶ月で急騰している - 写真:AFP
2月14日、日本政府は米価高騰を抑えるため、緊急備蓄米の5分の1を放出すると発表した。
江藤拓農水相によると、日本は21万トンの米を放出する予定だ。衛藤氏は、政府は通常市場に介入しないものの、最近の価格上昇は「人々の生活に大きな影響を与えている」と述べた。
「これは、停滞した流通状況をいかなる犠牲を払ってでも改善するという我々の強い決意だと皆様にご理解いただきたい」とAFP通信は衛藤氏の発言を引用した。
日本の米の価格はここ数か月で50%上昇し、わずか1年余りでほぼ2倍になった。米5キログラム入りの小売価格は現在約3,688円(24ドル)で、昨年の2,023円から値上がりしている。
日本はこれまでも自然災害に対処するため米備蓄を開放してきたが、サプライチェーンの問題によりそうせざるを得なくなったのは今回が初めてだ。
2024年8月、相次ぐ嵐と大地震の噂により、人々はスーパーマーケットで米の買い占めを起こした。
政府は当初、昨年末には新たな収穫物が市場に出るため価格が安定するだろうと期待していたが、一部の流通業者が品切れを恐れて買いだめしているため、インフレは収まっていない。
米価の高騰は、首都東京に住む加藤絵理子さんのような人々の消費習慣を変え始めている。
「今でも時々お米を買いますが、今はお米が高いので、値段を見て買わなくなることもあります」と加藤さんは語り、ご飯の代わりに麺類を食べるように切り替えなければならないこともあると付け加えた。
宇都宮大学の小川正之准教授は、現在の危機にはさまざまな要因が絡んでいると述べた。
その中には、2023年の猛暑による観光ブームや米不足などがある。流通業者による買いだめとされる投機によって危機はさらに悪化している。
同氏は、これらの卸売業者が備蓄米を放出するよう強制されれば、価格の上昇は止まる可能性があると述べた。
日本は現在、全国約300か所の施設に約100万トンの米の備蓄を保有している。同国は毎年約20万トンの米を購入し、主に家畜の飼料として貯蔵し、5年後に再販する予定だ。
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出典: https://tuoitre.vn/nhat-ban-xa-kho-200-000-tan-gao-de-ngan-gia-gao-tang-2025021417052703.htm
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