岩屋毅外務大臣は、特にこの地域が大きな経済・安全保障上の課題に直面している今、3か国が協力を強化し、対立から協力へと転換することの重要性を強調した。
岩屋氏はまた、この地域で力によって現状を変えるいかなる行為にも反対する立場を改めて表明した。中国の王毅外相も持続可能な協力関係を構築したいとの希望を表明した。
中国の王毅外相、日本の岩屋毅外相、韓国の趙泰烈外相は3月22日、東京で行われた第11回日中韓外相会議に出席した。写真: プール
3カ国は安全保障に加え、中国の不動産危機、尹錫悦大統領の弾劾による韓国の政治的混乱、ドナルド・トランプ米大統領の2期目における北京とワシントン間の貿易摩擦への懸念など、経済的な課題についても議論した。
この会談では、福島原発事故後の中国による日本産水産物の輸入禁止問題も含め、日本と中国の間で6年ぶりに高レベルの経済対話を再開するための取り組みも行われた。
今年後半に予定されている三国首脳会談は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックと歴史的緊張による中断を経て、三国首脳間の会談が再開されることを意味する。多くの相違点があるにもかかわらず、三者は不確実性が増す世界において地域の安定を確保するために協力を維持するよう努めている。
ゴック・アン(共同通信、ロイター通信による)
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