中国上海の復旦大学の科学者らは、認知症のリスクを発症の約15年前に90%以上の精度で予測する上で重要な役割を果たす血漿タンパク質を特定した。
研究者らは認知症のない成人52,645人を対象に平均14年以上にわたり研究を行った。研究者らは、1,463の血漿タンパク質からのデータを分析することにより、グリア線維性変化タンパク質(GFAP)、NEFLタンパク質、GDF15、LTBP2などのバイオマーカーが全原因認知症(ACD)、アルツハイマー病(AD)、血管性認知症(または血液供給不足により脳が損傷した場合に発症する血管性認知症)に関係していることを発見した。
研究によると、GFAP レベルが高い人は、GFAP レベルが正常な人に比べて認知症を発症するリスクが 2.32 倍高いことが分かりました。特に、GFAP と LTBP2 は認知症の可能性を予測する上で非常に特異性がありました。一方、GFAP タンパク質と NEFL タンパク質は通常、認知症と診断される 15 年前から変化し始めます。
ラム・ディエン
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