ロシア軍は、24人が死亡したベルゴロドへの砲撃を受けて、ハリコフにあるウクライナ軍の本部と施設を襲撃した。
「このテロ行為への報復として、ロシア軍はハリコフ市の意思決定センターと軍事施設を攻撃した」とロシア国防省は本日、12月30日にウクライナ国境に近い同名州の州都ベルゴロド市が砲撃され、24人が死亡、100人以上が負傷したことに言及して述べた。
ロシアは、ベルゴロドへの攻撃の背後にウクライナ軍がいると非難している。コメルサント紙はこれに先立ち、ロシア捜査委員会に近い筋の話として、ウクライナがハリコフから多連装ロケット砲でベルゴロドを攻撃したと報じていた。
ロシア国防省によると、ハリコフのホテルへの精密ミサイル攻撃により、ウクライナ国防情報総局(GUR)の職員が死亡した。モスクワは、このグループがベルゴロド攻撃を計画し実行したとしている。また、ロシア領土への攻撃に参加する準備をしている「外国人傭兵」も約200人いる。
12月13日、キエフでロシアのミサイル攻撃により被害を受けたアパートに、ウクライナの緊急サービスが派遣された。写真:ロイター
ハリコフ州知事オレフ・シニエフボフ氏は12月31日、昨夜の第一波の攻撃でロシア軍のミサイル6発が市内の住宅地、ホテル、医療施設に着弾し、少なくとも28人が負傷したと述べた。ハリコフ州の州都ハリコフ市のイゴール・テレホフ市長は、ロシアが深夜ごろさらに数回の無人機攻撃を続け、市内の数か所で火災が発生したと述べた。
ウクライナ空軍はテレグラムで、ロシアが夜間に発射した無人機49機のうち21機を撃墜したと発表した。これらの無人航空機のほとんどは、ハリコフ、ヘルソン、ムィコライウ、ザポリージャ地域などの最前線を狙っていた。この発表ではハリコフの6発のミサイルについては触れられていない。
ベルゴロド州とハリコフ州の位置。グラフィック: RYV
ロシアは、民間インフラや軍事施設を含むロシア領土に対して、ウクライナがロケット、ミサイル、ドローンによる攻撃を行ったと繰り返し非難している。
ロシアは最近、ミサイルや無人機によるウクライナのインフラへの攻撃を強化している。 12月29日、ロシアは記録的な数のミサイルと無人機でウクライナを攻撃し、39人が死亡、130人以上が負傷した。ウクライナメディアは情報筋の話として、同国軍がロシアの記録的な攻撃への報復としてベルゴロドの軍事目標を標的にしたと伝えた。
ヌー・タム( RIAノーボスチ、ロイター通信による)
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)