ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏(写真:TASS)。
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は1月10日の記者会見で、ロシアとの紛争が3年目に近づく中、ウクライナと他の国々の間で先月行われた和平案に関する「秘密会談」の重要性を軽視した。
ロシア外交官によれば、これはウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領率いる政府と西側諸国が注目を集め、キエフの「平和方式」を推進するための戦略の一部に過ぎないという。
ザハロワ氏はまた、ロシアが参加しないのでこの種の会議は無意味だと述べた。
この発言は、ブルームバーグが1月9日、匿名の当局者の発言を引用して、ウクライナ、G7諸国、インドやトルコなど数カ国の代表が先月サウジアラビアのリヤドで秘密裏に和平協議を行ったと報じた後に出された。
中国、アラブ首長国連邦(UAE)、ブラジルなど他の主要国も出席するよう招待されたが、代表を派遣しなかった。ウクライナ紛争の当事者であるロシアは招待されなかった。
会談では具体的な成果は生まれなかったが、ウクライナとその同盟国が西側諸国以外の国々にキエフの和平案への支持を促そうと努力していることが示されたと関係筋は語った。
ウクライナは、2022年末までの「和平方式」を提案した。これには、ウクライナの領土保全の回復やロシアに対する戦争賠償金の支払い要請など、いくつかの提案が含まれている。しかし、モスクワはキエフの提案は非現実的だと考えている。
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