10月2日の演習開会式に臨む米軍とフィリピン軍。
AFP通信は、10月2日、米国とフィリピンが毎年恒例の合同海軍演習を開始し、両国から1,000人以上の海軍兵が参加したと報じた。
サマサマ演習は、南シナ海における中国に対する懸念が高まる中、フィリピン本島のマニラ沖とルソン島南部で行われた。
マニラで行われた演習の開会式で演説した米第7艦隊司令官カール・トーマス中将は、すべての国の主権を維持する権利は「公海上で毎日攻撃を受けている」と述べた。
数十年にわたって地域の平和を保証してきた「ルールに基づく国際秩序」が「引き裂かれ、すべての国ではなく、ある国の利益のために挑戦を受けている」と彼は述べた。
「主権と安全を確保するには、船舶を共同で運航させるより良い方法はない」とトーマス氏は語った。同氏は、「攻撃されること」や「脅されること」を心配することなく、その地域を自由に通行する権利を維持することが重要だと述べた。
フィリピン海軍のトリビオ・アダチ司令官によれば、サマサマ演習は関係各国が「様々な脅威に共に立ち向かう」のに役立つという。
米海軍当局者は、ミサイル駆逐艦「デューイ」が弾薬船やP-8ポセイドン哨戒機とともに今後12日間の演習に参加すると述べた。
この演習には、フィリピン海軍のミサイル駆逐艦、日本の自衛隊の駆逐艦、カナダ海軍のHMCSバンクーバーも参加した。
英国、日本、カナダ、フランス、オーストラリアは、演習の一環として会議室での演習に参加するためにスタッフを派遣した。さらにニュージーランドとインドネシアもオブザーバーを派遣した。
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)