米エネルギー省は3月25日、労働者の所得向上と競争力強化を支援することを目標に、炭素排出量の削減を目的とした国内20州の33の産業プロジェクトに60億ドルの連邦資金を支出すると発表した。
ジェニファー・グランホルム・エネルギー長官はオハイオ州ミドルタウンにあるクリーブランド・クリフス・スチール社の施設を訪問し、補助金を発表する予定だ。
グランホルム長官は、この取り組みは米国史上最大の産業脱炭素化に向けた単一投資パッケージであり、米国の産業部門の脱炭素化への取り組みに費やされた総額は200億ドルに達すると述べた。
グランホルム氏は、33のプロジェクトにより、国の炭素排出量の約33%を占める鉄鋼、セメント、コンクリート、アルミニウム、化学、食品・飲料、パルプ・紙などの産業からの排出量が削減されると述べた。米国政府は、これらのプロジェクトにより、毎年1,400万トンの二酸化炭素排出量が削減されると見積もっており、これはガソリン車約300万台を道路から排除することに相当する。
解決
[広告2]
ソース
コメント (0)